2024年9月21日から22日にかけて開催された Serverless Days Tokyo 2024 に参加しました。
参加レポート、というほどではなく、覚え書き。
知見のアップデートができた最高の二日間
今回、多くのセッションを聴くことができなかったのが心残りですが、(顔を除いて見る限りでは)多くのセッションでは何かしらの知見があったのではないかと思います。
個人的には Postman で多くの機能が拡充されており、普段 cURL 代わりの API ツールと見ていたものに対し、負荷試験をはじめとする機能が API 開発に必要な機能が一通り揃っていることに驚きました。
負荷試験はグラフィカルにでき、シナリオなどもある程度組むことができそうなので、ちゃんと使えないか試してみようと思いました。
また、二日目の通称「ごった煮ハンズオン」(正式には『Event Drinver Architecture Multi Vendor ワークショップ』)では普段使わないようなサービスを用いて、Web サービスをざっと作ってみました。
ワークショップ・ハンズオンを通じて、「マルチベンダーで得意な部分をそれぞれすることで、コストとのバランスをみながら多くのことができそうだ」ということがわかったのではないかと思います。
一個人として、普段使っているクラウドサービスとの比較ができたことは良かったのかな、と思います。
なお、ハンズオン会場では WASM や WebAssembly といった比較的新しい技術、 Gemini といった AI が使われており、これらについては後日キャッチアップが必要だと痛感しました。
反省点・フィードバック
個人的な反省点に限って述べると以下の通りです。
- 昨年実績から 2 日目をまるっと 1 日やると想定せず、飛行機を取ってしまったこと
- 後泊すればよかった。(打ち上げ云々ではなく、後述する要因も重なるが)
- 1日目終わりから(なんとなくだが)かなり疲れていたのはわかっていた。ムリして当日帰りはしなくてもよかった。
- 昨年の反省点から活かしてボールペンを持ち込んだのは良かったが、プリンタを用意したいと思った
- イベントのフローを開発(改善)するには必要。紙とプリンタは欲しい。
- 営業職が持っているようなモバイルプリンタとか?
- 近くのコンビニが複数営業していたので、ネットプリントが使えたのは不幸中の幸い
- イベントのフローを開発(改善)するには必要。紙とプリンタは欲しい。
- 通気性の高い服を一着持っていたこと
- つなぎが想像以上に暑かったが、中に着ていたのでなんとかなった
- 来年もスタッフはつなぎらしいので、同じセットで行くか悩ましいところ。
運営側へのフィードバックは以下のとおりです。
- 参加者の名札があると懇親会など話しかけやすそうだと思った
- 全員が難しいならスピーカーだけでもあると嬉しいかも
- シャツがあるので関係者とそれ以外は別れているので不要かもしれないが、顔と名前が一致しないとかありそう
- Serverless Days のステッカーとかあると良さそう
- 透明で文字体が白・黒あればなお良いが、そこまで求めるのは大変かも(MacBook Air などの黒以外の PC に貼りやすそう)
まとめ・あとがき
Serverless という切り口から本当にサーバなどを意識しなくても良いような時代になってきているな、と思いました。当然、性能面などを意識した時にはサービスの特定は意識しないといけないですが、スケールなども含め、一定のレベルまでは意識しなくてもある程度の性能が出るのは良いと思いました。
また、 Serverless を達成するためには API や DB が重要視されており、その部分も敷居が下がりやすいソリューションが多くなっていることも体感できました。
その反面、構成なども含めた使い方やトレンドになっている AI などとのピックアップも大事になっており、選択肢が多くなるほどキャッチアップの重要性に気付かされました。
余談ですが、この次の週末に OSC 広島が入っており、来年は主催チームとコミュニケーションとりながら、 Apple 製品が販売されるタイミングを予想し、調整をしようと感じました。1
末筆となりますが、Serverless Community 運営メンバーの方にはカンファレンス・ハンズオンワークショップの企画・運営ありがとうございました。来年も何かしらで関わりたいと思います。 We love Serverless!
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昨年9月下旬にこんな詰まっていなかったような気がしてOSC の過去開催一覧を見たところ、 2023 年は OSC を 11 月にしていたようです。(昨年も Serverless Days は 9 月開催) ↩︎