管理画面がスマート

管理画面にログインした後、必要な情報を表示してくれるのはわかりやすいと思います。データ転送量などは3240GBまでは無料で使えるため、今どれだけ使っているのかなど把握しやすいのではないかと思います。

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仮想マシンはローカルネットワークへの接続が基本

IPアドレスはプライベートネットワーク用の物が付与されています。ここ数年の間でIPアドレスが枯渇していることも原因としてあると思います。1マシン=1台でしているとIPアドレスが多数あっても不足しますし、1つのサイトを運用するのであれば1つのグローバルIPアドレスがあれば十分ではないかと思います。

また、1アカウントに1つのグローバルIPアドレスが無償で付与されています。1つの仮想マシンを動かす場合はそこまで問題ないように思えます。

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SSH認証鍵などの登録も可能

SSHの認証鍵の登録をすることができます。Windowsを利用されている方であれば、生成されたものを使っても良いとは思います。MacやLinuxを利用されている方であれば、常用している認証鍵があると思います。公開鍵をIDCFクラウドの管理画面上から登録しておくことによって、セットアップ時に登録した公開鍵が登録されます。

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他のサービスであれば、サービス側で生成されたものしか利用できないということも有ります。認証鍵などの管理をなるべく少なくしたい、という場合には適しているのではないでしょうか。

VPSとの使い分けは今後も必要

このサイトはVPSで運用していますが、VPSのメリットは転送量を気にすること無く、固定料金でデータ領域を使うことができることだと思います。一方で、クラウドサーバーのメリットは必要なときに必要なだけリソースを利用することができる点だと思います。

今回、VPSで運用していたWordPressのウェブサイトをIDCFクラウド上で稼働していますが、現状ではプランアップなどもすること無く動いています。同じ価格帯・スペックのクラウドではレスポンスが遅かったりなど問題がありましたが、そのようなこと無く運用しています。

今後はMackerelなどの連携も試してみたいと思います。