そもそもなぜ作ったのか
私のメインカードはアメリカン・エキスプレス ゴールド・カードを使っていました。普段の電気料金の支払いからコンビニでの買い物まで、ほぼ全ての買い物をこのカードで支払いをしていました。
とくに不満点はなかったのですが、アメリカン・エキスプレスの加盟店ではないところで使うカードが悩ましく、ポイント還元率特化、といわれる三井住友カード ゴールド(NL)を作ることにしました。
国際ブランドは Mastercard
三井住友カード ゴールド(NL)を作成するにあたり、国際ブランドが Visa / Mastercard で選べるのですが、今回は Mastercard にしました。
深い理由はないのですが、単に会員制倉庫型店舗で利用できるカードが Mastercard しかないから、というだけです。
カード修行とは
冒頭に「航空機修行と肩を並べる修行がある」と記載しましたが、「年間 100 万円利用すると年会費が永年無料になる」ことを示します。
電気代やガス代、その他支払いをすべてクレジットカードで行っていれば達成することができる金額だと思います。
カード番号入力時にスマホから確認できるのは楽
三井住友カード ゴールド(NL)とあるように、今回発行したのは「ナンバーレス・カード」です。店頭での支払いは物理的なカードで支払いできます。
しかし、オンラインでの買い物や電気代などの公共料金などはクレジットカード番号が必要になります。その場合はスマートフォンの VPass アプリから確認ができます。
財布はカバンに入れっぱなしで、サブスクリプションやネットショッピングで番号を入力するのに財布を取り出す手間がなく、スマートフォンから確認できるのは、非常に便利です。
ポイントは貯まりやすい印象
公式でも「お買い物好きな人に進化したゴールド」とあるように、使う店舗・決済方法(コンタクトレス決済)によっては最大 5% ポイント還元があります。店頭のポイントカードでは貯まらないお酒なども対象になるのは強みだと思います。
対象となる店舗の一例は以下のような店舗が挙げられます。(2023年4月30日現在)
- セブン・イレブン
- マクドナルド
- ココス
- ドトール コーヒー
- ローソン
ここまでは普通の使い方なのですが、「好きなお店でポイント+0.5%還元」というプログラムがあること。好きな店舗を3つまで指定し、クレジットカードでの支払いを行うことで、多くのポイントを得ることができます。
私の場合は近くのスーパーを指定していますが、そこだけでも月平均で 6,000 円ぐらいは決済しているため、月に 30 ポイント分は多く還元されています。(合計で 60 ポイント)
年間にして 1,000 円行くか行かないか、という微妙な金額ですが、金額が上がるとメリットは大きいのかな、と思います。
まとめ
支払い時に使う、という観点では全然ありだと思いますし、はじめてのカードにも良いと思います。個人的におすすめできるのは以下のような人かな、と思います。
- 普段からコンビニを利用していて、ポイント還元率が高いものが欲しい
- ただし、タッチ決済をすることが前提。(iD ではなく)
- 今もっているクレジットカードのブランドが非対応のお店で使えるようにしたい(JCB とか)
- 事情があり、三井住友銀行の口座を持っても給与受け取り口座の変更ができない
- いまだと Olive サービスがあるので、給与受け取り口座に指定ができ、生活費の支払いがまとめることができるなら Olive も入る
- Mastercard でしか支払いのできない店舗に行く人(基本的には Visa / Mastercard 両方に対応しているお店が多いはず)
ここまで記載しておきながら、年会費永年無料・利用額に応じたポイント還元のハードルは 100 万円と高いため、決済をすべて「このカード一枚にまとめる」ことが難しいのであれば、持たなくても良いですし、似たような条件のクレジットカードは他にもあると思います。
そして、ゴールドカードでなくて良いのであれば、ナンバーレスの一般カードでもポイント還元の恩恵を受けることができます。
クレジットカードは人それぞれで、持っているクレジットカードでその人の色がでることもあります。自分自身の状況に合わせて選べば良いのではないでしょうか。