なぜ M1 を今更購入したのか
色々な経緯・事情はあるのですが、最大の理由は以前から持っていた MacBook Pro がリプレース時期に入っていた(約 6 年利用)ためです。
基本的には ThinkPad を使っており、それも 4K での出力だと安定しないなどといった問題もあったのですが、別途新しい ThinkPad (※ Intel 搭載モデル)の導入も検討していました。( 6 月に登場すると思われる GPU 搭載モデル)
また、 M1 チップのノウハウがある程度溜まってきたことや、ソフトウェア側の対応状況が増したことにより、購入しても問題ないと判断しました。
MacBook Pro ではなく、 MacBook Air にした理由
今回購入した MacBook Air は(いわゆる)店頭などで販売されている廉価モデルにメモリだけ増やしたものです。メモリだけ増やした理由はプライベートでもオンライン会議などを行うことが多いためです。勉強会の事前打ち合わせはほとんどがオンライン会議での実施、になってしまいました。
いままで Pro を使ってきた中で、どうして Air に変更したのかです。予算との兼ね合い、ということもありますが、ベンチマークなどの情報から見ても、大きな差がないと判断したからです。
そもそも振り返ってみると、 Pro を今まで使ってきた理由としては購入するタイミングでの RAM 16 GB が選択肢にない、や外部グラフィックスの妥当性の判断( Illustrator 動かすのに必要とか聞いていたり)など、モデルによる性能が異なっていたことが挙げられます。
最初の MacBook Pro は置いといて、 2 台目の MacBook Pro からは軽さなどのトータルバランスをみつつ、選択しています。
ファンレスかどうか、に関しては散々悩みましたが、会社で使うなら MacBook Pro にすると思いますが、プライベートで使う、たまに Zoom 12 時間参加ぐらいなら「メモリを増やした MacBook Air で事足りるだろう」ということにしています。
また、外部ディスプレイも大型のものを一枚接続する程度なので、その点からも( 14 インチなや 16 インチの) MacBook Pro は不要だと思っています。
キーボードの配列はオーダーできるならしたほうがいい
1 日でも早く入手したい、という欲が勝ってしまったため、今回のモデルは JIS 配列にしています。従来から持っていた US 配列の Apple Magic Keyboard を接続してほとんど利用しています。
US 配列のメリットは「 return キーが小指を伸ばすだけで届く」といったことが挙げられます。このメリットは良くも悪くも・・・という声もありますが、慣れていることや、入力時の確定操作にホームポジションからキーボードの位置をずらさなくても良いということもあり、かなり重宝しています。(他にも delete キーが若干大きいので、手を伸ばす量が多少短い、などのメリットもありますが)
モバイルで使う頻度とその回数を考えると、売却などを考えた時には JIS 配列でも良いのかもしれませんが、普段から使っているキーボードの配列があるのであれば、 US 配列などをオーダーした方がいいと思います。
キーボードのカスタマイズがされたモデルも在庫で持っている一部取扱店もあるため、当日にほしい、などの理由がなければ、 Google などで調べてみるのも手なのかもしれません。
ゴールドカラーの MacBook Pro は思ったより悪くない
今回のモデルは店頭の在庫ラストを購入しているので、色がゴールドのモデルを購入しています。
これについては個人の意見や趣味といったこともありますが、「おもったよりは悪くないな」というのが正直な感想です。
理由としては「そこまで主張の激しくないゴールドである」ことが挙げられます。よく、例えとして「シャンパンゴールド」といった例が多いですが、電球色(暖色系の色が強めの照明)だと「ピンクゴールド」にも見えるような色合いです。
いわゆる黄色成分の若干多いゴールドだと使うのにためらってしまいますが、この程度のゴールドであれば、全然利用できるのではないかな、と思っています。
一ヶ月使ってみたけどフリーズすることなどほとんどない
一ヶ月、ブログ記事の記載やちょっとしたプログラムの開発(趣味)、 OSC などのオンラインスタッフを行なってきましたが、基本的には必要十分で、固まることもないため大きな問題はないと判断しています。
MacBook Air の設置状況も空間を開けているからなのか、そこまで熱を持っているわけでもなく、 Zoom などでオンラインミーテイング参加も大きな支障は出ていません。
私が使っているアプリケーションであれば、 Rotessa が必要な場合はほとんどなく、( Google 日本語入力が必要そうだったけど、結局日本語 IM を使っている)ほぼほぼ問題ない感じです。
プライベートでは Docker を起動する頻度の方が少ないため、パブリッククラウド( AWS や Azure )などにインスタンスを立ててしまったり、 VPS などで検証すれば良いこともあるため、その部分は割り切りを行なっています。(最悪 Windows 機があるので)
ただ、コンテナの起動が日常的にあったり、画像編集などの高負荷作業が日常的にある、ということであれば、MacBook Pro 14 インチモデルにする価値はあると思います。
もう少し早く購入してもよかったかも
タイミングとしては超絶微妙なタイミングでの購入でしたが、購入して良かったと思っています。理由としては以下の通りです。
- 物理ファンクションキーの復活( MacBook Pro 2016 からの移行をしているので)そう思うだけかも)
- M1 チップの発熱の少なさ、 4K 出力が(乱れたりすることのなく)普通にできてしまう性能
※ 相性の問題もあるかもしれないが、今まで使っていた PC だとたまに発生していた
このタイミングで購入しないほうが良いのではないか?という議論もありますが、次期のモデルが大幅に変わるかもしれないことや、 MacBook Pro 14 インチなどと同様に USB C での充電から変わり、 USB ポートが一つ減るかもしれないことを考えると「待つのはリスクがあるな」と判断しました。(もちろん、ポートが増えるだけ、という見方もありますが)
結果的に購入してよかったとは思っていますが、強いていうならば、 3 月ぐらいに CTO モデルでキーボードの配列とストレージを拡張したカスタムしたモデルにしておけばよかったかなぁ・・・という後悔が若干残っています。