さくらのVPSといえば、結構VPSのサーバーだと有名な部類に入ります。しかし、今からサーバーを構築するのであれば、どうせならCentOS 7で構築したほうが良いと思います。(多分)
「ConoHa使え」とか「IDCFクラウド使えばいいよ」とか横やりが多量に入りそうな気がして怖いですが、やっぱりさくらのVPSの良い所は多くのプラン・ロケーション・低コストが挙げられるとおもうんですよね。
Introduction
今回、さくらのVPS(512MB/SSD)を用いて解説を行っていきます。ちなみに、このサイトもさくらのVPS(2G)で運用しています。
- さくらのVPSのコンソールから契約したVPSからCentOS 7をOSの再インストールの設定をする
- CentOS 7のOSインストールをする
- サーバーのIPアドレスの設定などをする(IPv6など)
- Apacheをインストールする
- a-blog CMSやMovable Type、WordPress、Drupalがインストールできるようなサーバー環境の構築をする
- FTPサーバーの構築
- ユーザーのディレクトリでもCGI/PHPが動くような設定をする
- (番外編?)Gitlab, Redmineの導入
ここまで書いていますが、この記事では1と2を行います。
さくらのVPSの管理画面にログインする
では、さくらのVPSのウェブサイトにアクセスしましょう。
さくらのVPSの管理画面にログインすると、以下の様な画面になると思われます。(個人が特定できる情報に関しては削除しています)
さくらのVPSの管理画面から、今回CentOS 7を導入したいVPSを選択すると、以下の様な画面になります。
左上の「OSインストール」を選択すると、選択する画面になります。今回は、「標準OSインストール」ではなく、「カスタムOSインストール」を選びます。なぜ、標準OSインストールではないのかというと、CentOS 6系の最新版が導入されてしまうためです。今回は、「CentOS 7」を導入したいので、カスタムOSインストールにします。
カスタムOSインストールであれば、さくらインターネットが既にイメージをアップロードしているため、それを利用します。もし、ArchLinuxとか使いたいのであればISOアップロードをする必要があります。
今回は、「CentOS 7 x86_64」を選びます。
「設定内容を確認する」をクリックすると、以下の様な画面に変わります。
「インストールを実施する」をクリックします。
以下の様な画面が出てきたら、「VNCコンソールを起動(HTML 5版)」をクリックしてVNCコンソールを起動します。
CentOS 7をインストールする
VNCコンソールを起動すると、このような画面が出るので、「Install CentOS 7」を選び、「Enter」キーを押します。
しばらく待っていると、このような画面に切り替わります。
ストレージに問題があるみたいなので、「INSTALLATION DESTINATION」を選びます。選ぶと、以下の様な画面に切り替わるので、インストールするディスクを選んだ上で“Done”をクリックします。
英語でエラー画面が出てきますが、要するに「選んだ場所すべてのデータ消すけど文句言うなよ?」ということです。“Reclaim Space”をクリックします。
選ぶと、以下の様な画面に切り替わるので“Delite All”をクリックします。
クリックした部分が“Preserve All”をに変わるため、クリックした後に、“Reclaim Space”を選びます。
選んだ後に、“Begin Installation”をクリックします。すると、CentOS 7のインストールが開始します。
この時に、Root Passwordのところにエラーが出ているので、rootユーザーのパスワードを設定しておく必要があります。忘れたらもう一度CentOS 7をインストールしなければいけないので、忘れないように重々注意してください。