AWS(Amazon Web Services)という米Amazon社が提供しているウェブサービスがあるのですが、環境構築済みAMI等というのがあったりしていて登録しようにもクレジットカードが必要でした。私は高校生なので当然クレカなんて持てないのですが、そんな私でも使えたので参考にしてみてください。
JAWS-UG Advent Calendar 6日目の記事です。
AWSのサービスは仮想コンピューティング以外にもたくさんサービスがある
私は当初、最初にも挙げたとおり"環境構築済みAMI"を使ってみたかったので登録しました。当初は『AWS=Amazonが提供する仮想サーバー』という認識でした。しかし、AWS難しいよなぁ...と思っていた時にJAWS-UGの存在を知ることになりました。
JAWS-UGと言うのはAWSに関してなにか知ったことを勉強会とかでシェアしたりわからないことを教えあおうみたいな『AWSユーザーによるAWSユーザーのグループ』です。仮想サーバーのサービスではさくらのVPSやCloudCore VPSなどの国内サービスしか知りませんでした。
広島ではまだ回数も浅かったため、はじめてな人でもわかるようなAWSの概要などを説明してもらいました。また、この時にS3やRoute 53(DNS)と言ったサービス等たくさんのサービスを知ることが出来ました。今ではS3をWordPressで動いているブログのバックアップなどを定期的に取得したり、消えては困るファイルなどの保管に使っています。
JAWS-UGがなければただ高いだけの仮想コンピューティングサービスだけだと思っていましたし、JAWS-UGで色々なサービスなどを知ることが出来ました。EC2等は色々とあるので今後もうまく使えるようになりたいなと思っています。
クレジットカードが必要なわけではない
さて、ここからが本題です。AWSは冒頭にも記載しましたとおり、サービス支払い料に対してクレジットカードが必要です。しかし、クレジットカードは早くても大学生(18歳)からしか持つことができません。
私はさくらのVPSの使用料金やドメイン料金を支払うため幾つか銀行口座を持っていました。銀行のサービスでデビットカードという物があります。ただ、このデビットカードも日本では2つの種類に分けることができます。
- j-Debit
- Visa デビット
私が主に使っているのは後者のVisa デビットです。VISA デビットカードは普通のVisaカード(クレジットカードを示す)と同じように店頭などでも支払うことができます。Visaマークが入っている店舗以外でも、Amazonなどのネットショップ、お名前.comなどのドメイン登録サービス、AWSやさくらのVPSなどのホスティングサービスでも利用することができます。(一部サービスでは使えない可能性があります。)
以前からAmazon.co.jpを始めとするネット通販で払うのが面倒だったので所有していました。今ではネットサービスに使う額のほうが多くなってきました。
つまり、Visaマークの入っているカードなどがあれば問題ないのです。現金主義の人やカードが持てない方でAmazonなど支払いするので面倒くさいと思うような方は1つあれば便利だと思います。
Visa デビットカードを発行している銀行
日本で発行している銀行はあまり数多くないので2013年12月2日現在、分かっている銀行を以下に挙げておきます。
- スルガ銀行
普通の店頭では取り扱い、ネット支店は取り扱っていないところもあり、ネットだとd-labo辺りがオススメ - ジャパンネット銀行
カード以外でもウェブ上でワンタイムデビットと言ってカード番号を発行できるサービスがある、カードは2013年12月2日スタート - 楽天銀行
年会費必要、ゴールドは3,000円 - あおぞら銀行
- りそなVisaデビットカード
年会費525円必要
気になる点を幾つかメモ程度に記載しておきました。どの銀行でもいいとは思いますが、ジャパンネット銀行でいいと思います。
なぜVisaデビット?
最近ではVISAブランドのネットショッピングなどで利用可能なバーチャルプリペイドカードがあるらしいのですが、以下の点で高校生ではなく、大学生とタイトルを改めないといけなくなってしまいます。
- Visaデビットは15歳以上(高校生〜)登録可能
- コンビニを探すのが面倒くさい
- 使い切りのサービスが多い
※ e-さいふは専用の口座を作るらしいのでこれは該当しない
銀行口座であれば手数料が取られるかもしれませんが、最悪郵便局のATMを探せばいいです。これが銀行口座にしておくことのメリットだと思います。
ただ、できれば貯蓄用とデビットカードやクレジットカード用の口座に分けておくべきではないでしょうか。不正利用された時のリスクなどもありますし、デビットカードを発行している銀行の口座には大きな買い物などをしない限り一定額を決めておき額が下回ったら再度入れるというようなことや、一ヶ月の上限金額を決めるなどいろいろな方法があるとは思います。
それを決めておくことで使いすぎなどを自制することができますし、どこで使ったのかもウェブサイトで確認できるので有効に使えばAWSもネット通販での買い物もいいのではないのでしょうか。
JAWS-UGの勉強会に行ってみよう
JAWS-UG 公式サイトで自分の最寄りの支部から勉強会などにまずは参加してみましょう。勉強会に参加してみることで、既に使っているユーザーの方から色々と話を聞くことができますし、「大体どれくらいの値段がかかっているか」等参考になると思います。
また、自分みたいに"AWS=コンピューティングサービス"と固定概念を持っておられる方もおられるとは思います。参加してみて、いろいろなAWSが提供しているサービス等を知ることができますし、どのようなサービスを提供しているかということも知ることができると思います。
冒頭にも記載しましたが、JAWS-UG Advent Calendar 6日目の記事でした。是非、高校生や大学生がいてブログのバックアップとか取るのにどうしよう等Amazon Web Servicesを使えば解決できそうなことで迷っている人が周りにいれば薦めてみてください。
明日はRyuichi Tokugamiさんが書かれるみたいです。