具体的な違い

  • サーバー管理作業が必要となる
  • Movable Typeのバージョンが上がった時の対応がまだドキュメント化されてない
  • サイトのアクセスに応じてサーバーのスペックを選ぶことができる

こんなところでしょうか、他にも細かく言い出したらきりがないので割愛。

サーバー管理作業が必要になる

クラウド版ではSix Apartがソフトウェアなどのアップデートなどをしてくれますが、AWS版ではしてくれません。サーバー管理なんか楽々、放置しておいてもどうにかなる、というわけではなく、定期的にアップデートしなければ第三者にクラッキングなどされる恐れがあります。

ただ、AWSでは"セキュリティグループ"というアクセスするIPアドレスやポートを制御するシステムがあるので、少しでも知識があれば不正アクセス等は防げると思います。

ただ、できる人であれば「Perlのモジュールが足りないから追加したい」というような要望にもyumやcpanなどを使って対応することが可能ですので、サーバー管理ができる人であればメリットは大きいと思います。

バージョンアップ時の対応について

Movable Type 6.0をつかっていて、6.0.1が出た時にアップデートをしたいけどどうすればいいのかわからない、ということが出てくるような気がします。FTPアップロードなのか独自のレポジトリが提供されるのかはわかりませんが、アップロードなどのドキュメントが必要なような気がします。私が知らないだけかもしれないので、知っていれば教えてもらえればと思います。

スペックを選ぶことができる

クラウド版でアクセスを捌き切れないようなサイトなどが考えれますが、AWSではスペックがクラウド版に比べ、幅広くあります。ある程度大きなサイトであれば専用サーバー借りてる、という場合がありますが、ブログなど作るのには良いのではないでしょうか。

P.S. 私はさくらのVPSを使っていますが、記事数が増加したらクラウド版のほうが料金的にも、処理的にも心臓にもいいので変えようかなって思っていたりします。ただ、個人ブログを運営している上ではさくらのVPSのほうがスペックが高いみたいなので、さくらのVPSの金銭的な意味も含めた限界を見てみようかなって思っていたりしてます。