WCAN 2015 Winterに参加しました

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名古屋を中心にWeb製作に関わっている人や興味がある人が集まるグループ『WCAN』が開催するイベント『WCAN 2015 Winter』に参加してきました。

今回、どうして参加しようと思ったのか

今回参加しようとした理由は以下のとおりです。

  • セッション内容が全て気になったため
  • WCANを開催する会場『名古屋商科大学 丸の内タワー』の液晶モニタ(32:9とかという横長モニタ)が気になったため
  • 久しぶりに名古屋へ行ってみたかった

一番大きかったのは『セッション内容』です。WCAN自体、学生も一定の割合で参加するイベントらしいため、これから活動する人に向けた話なども多くありました。

LT(ライトニングトーク)

私が普段参加するイベントでは、比較的最後の方に開催されるLTが最初にありました。タイトルは以下のとおりです。

  • ブログを続けるための習慣化
    →生活に組み込むこと。長谷川恭久氏の#sticky50もそういう意味では良い。
  • 今私が使いたいツール Google Chart Tools
    →脱・Excel画像イメージ。Chart Toolsを用いることで、許容されるのであれば編集や情報がわかりやすくてスマートなグラフが作れる。
    →→Movable Typeの場合で、社内のイントラネットが〜という場合には、ChartAPI使えば解決できる気がする
  • Pepperから始まるロボットコミュニケーションの未来
    →Pepperだけが動いてLTをする。いろいろな機能があり、今後のコミュニケーションのあり方や、開発の方法など多くのことを考えさせられる。
  • モバイルゲーム・インターフェイスデザインの楽しさ
    →利用する端末が違うだけで、考えることが違うということ。
  • 面接でバレる課題と未来
    → そのウェブサイトから企業はどのような価値を得ているのか。色々なことを考えることによって、わかることが多くなる。
  • 中国ネット事情チラ見講座
    日本やその他の国に比べて、厳しいと言われている中国。中国以外にもあるが、その国の状況を知ったウェブサイトを制作する必要がある。

LTの内容がハイレベルすぎて怖いのですが、私も色々と学ぶところが多くありました。2015年のWCANは終わってしまいましたが、今後参加するときにはLTしてみようかなーと思いました。5分は定番ですね。

セッションの内容

今回はマルチトラックではなかったので、全セッション参加しました。殆どのセッションでスライドが公開される模様で、特に長谷川恭久さんは後日記事になるような気がします。

ざっくりと、導入やその背景や、所感などを記述しておきたいと思います。(下にいくにつれて量が少なくないのは、眠気が…というよりか、理解するようにしてたらポイントしか覚えていなかったりしてて、あやふやになってる)

あたかもプロのようにプロトタイプを活用する方法

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Webデザインの確認では『デザインカンプ』を用いることが多いなか、最近、ウェブサイトやアプリケーションデザインをする上で『プロトタイプ』が注目されています。

スマートフォンやタブレットなどの端末が出ることによって、端末を操作する方法が“キーボードとマウス(トラックパッド)”でした。しかし、スマートフォンが登場して普及することによって“指”が加わり、多くの操作方法に対応するデザインが必要であるということ。

アプリケーションを例にとっても、「シュッと」「拡大して〜」なんて口で言われても難しい。そうであれば、手早くプロトタイプを作り、「考えていることと正しいか」をクライアントと確認すれば意思疎通ができます。

現在のウェブサイトでは、多くの操作方法に対応しています。従来の方法から大規模な案件に変化したため、後戻りをしないためにも導入したほうが良いのではないか。しかし、作り過ぎると良くないため、時間をかけないようにプロトタイプを作ることが大事である。

私はまだ学生で、デザインカンプを〜ということはまだしていませんが、自分のブログのデザインなどをしていても「気に入らない」「嫌気が差した」などで0ベースに戻ることがよくあります。紙で書くことなどで、ささっと作れるプロトタイプは良いと思いました。作りこまないことで、「ま、いっか」と思えてしまうところなど、共感できる点も多くありました。

HTML6 でも CSS4 でもない Web 技術のゆくえ

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HTML6やCSS4ってすぐ来るのか?ということに関して、技術的な視点からHTML6が来ない理由や、CSS4がない理由を話されました。また、ブラウザのサポートなどがなくなることによって使える技術が出るため、表現の自由度が増えて画像を使わなくても良いということ。HTTPSが話題になっているけど、SEOの面でGoogleが優遇する技術的な背景や現状の最新情報を交えていました。

今後のウェブ技術では、『〜モーションコントロールネットワーク』というコミュニティが多くなっているようにセンサーを用いるようになったり、APIを提供するようになる可能性があります。

この話では、理論にかなっている(技術面で見た話)が多くされていました。SEOだから〜、流行っているから〜というわけではないことがわかりました。特に、このサイトでもしている全面SSLは中間者攻撃などのリスクもあってしましたが、(私が興味を持っていなかった)昔から発生していることもわかりました。しかし、今後2〜3年で変わっていくことは現実的ですが、ブラウザの外までウェブ技術が広がっていくと、「役割の線引が難しくなるかもしれない」ということも思いました。

10年後も(たぶん)Webとかの仕事で食っていける仕事の考え方

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普通にウェブサイトを制作する上で必要な技術(HTML, デザイン…)とは異なるセッションでした。しかし、それを作る上で『あなたが提供する価値は一体何か』ということを話されました。

講演者の安田さんはインプレスのウェブ担(ウェブ担当者フォーラム)を担当されている方です。昔のウェブ担当者と今のウェブ担当者というのは違うことなども話されていました。

また、意外と自分が思っている当たり前や話題になっていることは、他人からしたら面倒だと思われていることも多かったりします。逆に、ここが重要と思っている内容が意外と重要ではなかったりすることもあったりします。そのためにも、コミュニケーションを上手く取ることで良い関係を築けるかもしれないと思いました。

参加して感じたこと

私は普段、広島を拠点として活動しています。今回WCANに参加して気がついた点を幾つか記載します。

  • 用紙一枚に全ての情報がまとまっていて、分かりやすかった(色分けが多いのとか。Web系で見たことがなかった)
  • 最初にLTを持ってくるのは今までになかった方法。意外と最初にLTを持ってくることで、まじめに話している人が評価される。(最近参加していないWTMなどではしているみたい)
  • 名古屋はLTの内容が凝縮されてて、本当に稲妻のような講演が多かった。(身近な内容が多かった)
  • 休憩時間にはトイレの案内図を用意したりしていて、『必要なところで必要な情報を出す』が徹底されていた
  • 未成年者やお酒が飲めない人向けの対応が素晴らしかった。強いて言えば、表示タグはペットボトルの少し大きいキャップぐらいのサイズで良いと思う。

色々と記載しましたが、広島と名古屋が違うのは コミュニティ活動をする人が興味を持っている分野の違い ではないでしょうか。

WCANやMTDDCは、『Web製作者』向けの話題です。(MTDDCではをウェブサイトを管理する人まで含めるため、表現が難しいですが。)しかし、共通して言えるのは『Web制作を行っている人・興味を持っている人』を対象にしていることです。

一方で、広島のコミュニティは0から1を作る人(≒プログラマ)であったり、対象者を広く対象者を設定するイベントが多い傾向にあります。確かに、コミュニティとして、根強く存在しているのは事実です。確かに、得た情報は知見としては役に立ちますが、実務上で役に立つかどうかということは結びつかないように思います。(これがこうで〜って実務ベースなのか。Pepperもフロントエンジニアでもできるようなことも言われ、離れている世界だではなく、非常に興味深かった)

全体的に参加率・リピート率を上げるのであれば、セッションの対象者や内容はしっかりと吟味しなければならないのかもしれません。

さいごに

当日の会場設営が本当にスムーズに進んでいまして、長くイベントをされているだけあるなぁと思いました。色々とやり方はあると思いますが、名古屋近郊以外にも大阪から参加されている方もいました。広島から参加してるというと、驚かれている方が全員でした。(当たり前だよね。MTDDCでは顔見知りが多いですが、知らないトコに行ったため)

あと、名刺も今回問題があったので、来年は諸々を確認した上で記載したいと思います。(記載事項に関して、横の連携がなさすぎて、確認取るだけで一苦労ですが)