なぜ国外なのか

なぜ国外なのでしょうか。別に安いだけであればOsukiniServerを借りて運営すればいいでしょう。安いですし、安定していますから。国内であると、以下のような点で問題があります。

  • バックアップなどを作成するときに地理的な分散をする必要がある
  • 検証用途なので、できるだけ仮想化方式などは同じような方が良い
  • 急に必要になった時にプランをダウンタイム10分ぐらいで変えれない
  • すべてが日本語で通じてしまう

最後はどうでもいいのですが、何か問題が起こった時に英語で対応できるようになりたいという願望があるので記載しました。あとの点はクラウドサーバーに近いと言ったらそうなのですが、サイトを運営していて急に何かがあった時にrsync等を利用し、一時的にそこにトラフィックなどを逃してあげることが最悪できるため、記載しました。基本的にはさくらのVPSやさくらのクラウドを使う予定ですし、サイトが確実に動くような構成にはなっているので多分大丈夫なはずです。多分。

国外のVPSについて

国外のVPSを使うことで生まれる問題は以下の点です。

  • 二重引き落としがあるのではないか
  • 操作するのに若干時間がかかるのではないか
  • サポートとか何かわからなかったらどうすればいいのかわからない

二重引き落としは自分で故意的にしない限り経験したことがありません。また、操作するのにも少しもたつく時がありますが、場所を考えればもう気にならなくなりました。また、サポートなどは私はなるべく自力で書こうとしていますが、お金が絡んでいる場合はもっぱらGoogle翻訳を使っています。翻訳で怪しい点を少し修正し、メールを使ってサポートしてもらっています。

もし、あなたがクレカの情報が不安という場合であれば、PayPalを使えばいいだけの話です。

私が使っている国外のサーバー

  • DigitalOcean
  • Amazon Web Services

こんなところです。基本的にDigitalOceanをバックアップなどの検証用途などに使い、Amazon Web ServicesはMovable Typeのテーマの確認などに使っています。容量に関してですが、私はさくらのVPSで200GBという大容量を与えられているのですが、はっきり言ってそこまで使いません。サイトのデータとかしかないので、DigitalOceanのSSDの容量でも十分足りています。50GBあれば上等だと思っていますし。

使っていてよかった点

使っていて「ここは国内のサービスよりすごいな」と思った点を記載します。

  • スナップショット機能の利用やAMIを作成することにより、一度構築した環境を保存し、新しいサーバーのセットアップに使うことができる
  • サーバーのプラン変更が容易に可能

国内のサービスではプラン変更などは一度解約して...ということが多いのですが、上げたり下げたりということが容易なので、サーバーの負荷に応じて色々とできる点というのは国内のサービスにも取り入れてもらいたいと思います。

ここが怖い

怖い点、それはドルと円の為替レートでしょう。私も昔は「為替レート?ふーん...」ぐらいでしたが、為替レートが変わると私のVPS維持費用も1円単位で変わっていきます。今のところ、DigitalOceanはバックアップ機能をつけて600円〜700円ぐらいの請求額なのですが、1ドル150円とかになってくると少し厳しいかなと思っています。今の状態のままが続いてもらわないと少し予算オーバーしてしまうところがありますので。